「自社採用の枠組みを超えてゆけ」エンカレッジを最強のパートナーにする秘訣とは【Donuts桑原さん】

新卒採用サービス「エンカレッジ」 を利用する企業の人事担当者にインタビューする企画。
第5弾はエンカレッジと5年以上の付き合いがある、 株式会社Donuts桑原さん。 IT業界、さらには日本など大きいスケールから見た新卒採用とは?

また、長年見てきたからこそわかる、エンカレッジを最強のパートナーにする秘訣とは?
今回は、エンカレッジ代表理事の角野(カドノ)がインタビュアーとなってお話を聞きます!

*今後開催する「エンカレッジイベント概要資料」の詳細資料は、ページ下記フォームからダウンロードが可能です。

◆「自社採用より大きな視点で。」Donuts桑原さんが語る、採用へのこだわり

ーよろしくお願いします。はじめに、桑原さんご自身の自己紹介をお願いします!

桑原さん
改めて桑原と申します。
私は京都大学の大学院を卒業後、2011年に新卒として専門商社に入りました。
はじめは商社の仕事をしていて、2年目の夏に人事に異動してから、新卒採用をメインで担当しています。
日系大手の採用の仕方 などを見ていく中で、 「生きていく力が欲しいな」 と思うようになりました。

そんな時にたまたま運命的な出会いがあり、2014年の10月から Donuts に入社しました。
初めは東京での採用をメインでやっていたんですが、2017年から新たにできた京都オフィスの責任者を
務めることになり、今に至ります。
京都では社員やアルバイトのマネジメントもしますし、もちろん新卒採用の手伝いや中途採用、
評価の作成もしています。

ー広く長く採用に関わっているんですね。桑原さんが、採用に関わる中で「特に大事にしていること」なんですか?

桑原さん
もうどのくらいかな。
7〜8年採用に関わっていますけど、私は 「企業と学生は、基本的に対等な立場」 だと思っています。
もちろん自社の採用は大事なんですけど、 もっと大きな枠組み、視点で「日本を良くしたい」 という風に考えていて。

いろんな学生と出会う中で見るのは 「自社で採った時にお互いWIN-WINに、いい形で活躍できるか」
あとあんまり好きな言葉ではないんだけど 「成長できるか」 です。
例えば、 能力があっても他社の方が合うな って思ったら、他社に行ってもらったりすることもありますね。

ーなるほど、単なる自社採用の目線で見るのではなく、もっと大きな目線で。

桑原さん
いろんな人事とも話していても、 「IT業界を盛り上げたい」 といった広い視点を持っている担当が多く、
それはすごくいいなって思ってます。

で、ちょっと余談ですけども、そうやって真摯に向き合った結果、内定辞退して他社に行った場合でも、
その学生が他の友人を紹介してくれて入社に至ったなんてこともあります。
他社行った後も、気にかけてくれたりする。 こういう形の採用はいいなと。

ーなるほど、先義後利というか、最初にギブをしてあげるからこそ、あとでゲインを得られるという感じですね。

◆学生接点を増やせ!出会って繋げる「肉会」の裏側

ーちなみに桑原さんは、エンカレッジとの付き合いが長いですが、一番最初の出会いはどんなものでしたか?

桑原さん:
なんかこうね、祐志さん(インタビュアー、エンカレッジ代表理事)がよそよそしいんですけども笑
お付き合いは16卒の採用からです。もともとエンカレッジを立ち上げた出谷君と、角野祐志君が
大学の後輩でして、長い付き合いがあります。

きっかけとしては、私がDonutsに入社した頃に たまたま彼らに再会した ことです。
当時のDonutsはまだ100名規模で自己資本100%という形だったんですが、
「toBもtoCもゲームも全部当てていて、すごいな」 って思ってくれていて。

ちょうど採用に関わり始めた時だったので、出谷君と「 もっと日本を盛り上げるための行動をしたいね
Donutsの採用も一緒に大きくしていこう」ってことを言われて、付き合いが始まりました。

ーなるほど。当時は具体的に、どんな採用課題を抱えていたんですか?

桑原さん:
そうですね、私自身Donutsって「いい会社」だなと思っていて。
まあ「いい会社」の定義は色々あるのでそこは割愛しますけど。
その中で、やはり ベンチャーだと認知度が無いな と感じていました。

採用フローって大きく分けると「認知」があって、次に「接触」「選考」に流れて、
最後来てくれるかの「クロージング」だと思うんですけど、Donutsは 「認知」「接触」 に問題があって。
エンカレッジと一緒ならそこをなんとか大きくできる、効果的なやり方がある という話で、色々としてきました。

ーうんうん。今までやってきた施策で言うと「肉会」(Donuts社員とエンカレッジの学生で行く焼肉会)はかなり特徴的でしたね。

桑原さん:
そうですね、「肉会」よくやってましたね、今もやっていますし。

ーちなみに、「肉会」はどういった狙いでやられているんですか?

桑原さん:
今って 企業の情報が溢れている じゃないですか。
その中で、学生側にとってどの企業と会ってみるかを選択するのが難しくなっていると思います。
まずはカジュアルに「ちょっと行ってみようか」って思える機会を作るのがいいなってところで、
ちょうど「ニクリーチ」が出始めた時期でもあり、「じゃあ焼肉だ」と。
カジュアルに来てもらって、対面でDonutsの魅力とか、私自身を知ってもらえれば選考に繋がるんじゃないか
って流れで始まりました。

「肉会」以外にも、 「どうしたら学生が『一回会ってみよう』と思うのか」 をエンカレッジと考えていき、
結果として16卒から継続的に2〜3名、多い時で4〜5名は採用できていますね。

ー「肉だけ食べてサヨナラー」って学生も多いかと思いきや、意外にそんなことなくて、しっかり効果につながっているってことですね。

桑原さん:
そうですね。
「肉会」で色々話をしたりその子の深掘りをしたりして、一回キャリア面談しみようかってなる学生が
半分以上、多くて8割くらいです。
そこでお互いのことを知って、学生には 「考えているファーストキャリアに合うか」 を考えてもらって、
そのまま選考に進んでもらったりします。

ー「キャリア面談」にかなり力を入れてらっしゃる印象があるんですけど、具体的に面談ではどんなことをされているんですか?

桑原さん:
「キャリア面談」は、社会人でいうと 壁打ち に近いのかなと思ってます。
私は「自己分析」って自分でやるもんじゃないと思っていて、自分でわかっているんだったら、
それはみんなもうちょっと明確に動けるだろうと。

私の場合は『幼少期〜小〜中〜高〜大』って聞いていくんですけど、そこで どういう決断をしてきているのか
どういうところで本気で取り組んでいて、どういうことが苦手なのか とかを知っていきます。

この先の話をしながら、方向性や傾向 みたいなものを出すようにしてますね。
その延長線上にDonutsっていうキャリアの選択があるんだったら、オススメすることもありますし、
その先がコンサルだったり、技術職、メーカーだったら、そういう話をするようにしています。

ー表層的ではないところまで深掘りして、フラットな判断とアドバイスをすることが、キャリア面談後の選考率につながっているんですね。

◆学生だからこそフラットに。エンカレッジの魅力と課題とは?



ーここまでエンカレッジと長年付き合ってきて、エンカレッジに対して感じている魅力や強みは何かありますか?

桑原さん:
まず、エンカレッジについてすごい、強みかなって思うのは、 学生が運営している というところですね。
で、「学生が運営している」っていうのは、「学生団体っぽい運営をしている」っていう意味ではなく、
本当に社会人のプロジェクトのように、 自分らで目標を決め、考え動いて、必要だったら採用までしている
ってことです。

他のベンダーさんでもすごいなって思うところはあるんですけど、やはり紹介事業ってなってくると
どうしても、こう、大人の意思や利益を求める姿勢で色々と捻じ曲げてしまう可能性が
否定できないなと思ってます。

ただ学生で、もう日本のために…ビジョンってなんだっけ?

ービジョンは「心に火を、生き様に志を、日本に変革を」ですね。

桑原さん
それに共感した学生が、そのビジョンの達成のためにも頑張っていますし、
その頑張ることが自分のためでもある、って形でやってると思うんですけど、結構フラットに見ているなと。
会社と学生についても、 何が良くて何が合わないか とかも全部見た中で色々企業紹介したり
イベントに呼んだりしているのは、スゴいのかなと思ってます。

で、ちょっとズレるんですけど、今の日本の課題っていうのは、 「地方の学生」 にあると思っていて。
地方の学生ってやっぱ社会人と会う機会が圧倒的に少ないんですよね。
その分、 意思決定が難しい 。そこで、エンカレッジの学生がいろんな人と会って、
得たものを還元する……っていうような組織づくりがあることで、地方の学生でも 自立的に企業を見たり、
新しいビジネスを始めたりしている
のが素晴らしいと思います。

ーありがとうございます。逆に、長年関わっているから見える「エンカレの課題点」とか、「更なる期待」とかはありますか?

桑原さん:
課題点をあげるなら、大きく2つかな。

1つは、 メンター(運営学生) ってもちろん学生なので、3月ごろに卒業、つまり「メンバーの入れ替え」が
起きるんですよね。
折角できた 「メンターとエンターの関係」 が3月末でだいたい消滅するんですよ。
エンターにとっても、まだ就活時期ではあるので、課題と感じると思うし、企業側からも課題なのかなって。

2つ目は、学生だからということで期待を込めてなんですけど、運営やイベントなど、目の前のことに
すごく精一杯だなと。
それ自体はいいことなんですけど、そこから関わりのある企業の新しい情報を取りに行ったりっていう動きが
少し鈍いかなっていうのが、社会人目線から見るとあります。

まあちょっと大きな期待を言うと、正直今のエンカレッジの組織って学生にとってスゴいし、
なかなかあんな組織にならないと思うんですけど、 さらなる上の組織を目指して欲しいな と思ってます。

で、これは別になんでもよくて、例えば「学生の満足度の高いイベント設計はどこにも負けない」だとか
「常に新しいことを成功させる」だとか「こういう指向性の学生は全員エンカレのエンターだ」とか、
常に最高の運営組織づくり を目指してくれると、さらなるマッチングに繋がったり「日本に変革を」与えたり
ってことになるのかなって思います。

ーなるほど、近い距離で、なおかつ第三者目線だからこそのクリティカルなコメントですね。ありがとうございます。

◆「メンターとともに歩む。」桑原さんが考える、エンカレッジとの付き合い方

ーではこれからエンカレッジに関わっていくであろう組織に対して、こういう企業は向いている、こういう企業は向いていないとかっていうのはありますか?

桑原さん
そうですね、まず向いてない企業なんですけども、とりあえずベンダーとかエージェントみたいな扱いで
「投げればなんとかしてくれる」と考えて、待っているような会社は向かないだろうと。

エンカレッジは 学生が本気で考えて運営 しているので、「媒体載せたらなんとかなる」みたいな考え方で
丸投げしても、魅力も強みも活かされない。
だから、そういう考え方の企業は向かないのかなと思います。

それの裏表ですが、向いてる企業は、 「エンカレッジとともに採用を設計していく」 という考え方を
持っているところですかね。

ー具体的に、他企業さんや、これからエンカレッジを使ってくれるであろう企業さんに対して、オススメの関わり方などがあればお願いしたいです。

桑原さん
そうですね、まず、 一緒に成功させよう という考え方持つのがいいです。
特に、メンターをチームメンバーとして、採用のメンバーとして考えられるといいのかなと。
メンターが運営で困っていることとかは、アドバイスしてあげればいいと思いますし。

その結果ですけど、「この会社はこういうアドバイスしてくれるから、こういう体験できるんじゃないか」
って、だんだん自社の魅力も伝わると思います。
そうなるだけで、メンターが就活中のエンターと話しているときに、「こんな魅力がある会社があるよ」
と紹介できる機会が自然と増えるのかなって思ってます。

要は 「企業のファンにさせる」 のが結構近いのかなって。
内定者も、ある意味ファンになったから入ってくれたので、そんな繋がりを作っていくと
面白いのかなと思います。

あとは、 47都道府県に支部がある エンカレッジならではのポイントだと、地方採用
先ほど触れたように、 地方学生は社会人と関わること機会が少ない
早い段階で接触 し、いろいろな情報や機会を与えて、就活を通じて成長 してもらって、
その延長線で興味を持ってもらって採用に至るとかスゴい面白いですよね(実際にあるので)。
まあ、地方に関しては各社さんの戦略で(笑)

ー地方の子ってピュアで、新しい企業・視点を知ると、どんどんそこに興味を持ってくれますよね。メンターも一丸となってフォローしてくれるので、学生と深く向き合って採用をする企業こそ、地方に足を踏み入れて欲しいですね。

桑原さん、本日はありがとうございました。

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